バックナンバー

2024/4/11 17:00
「かわさきの文化財」メールマガジン

かわさきの文化財メールマガジン 第96号

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○

◆◇◆第46回川崎市民俗芸能発表会を開催します!◆◇◆

川崎市内の多様な民俗芸能を市民の皆様にご覧いただくため、令和6年4月21日(日)に第46回川崎市民俗芸能発表会を開催します。川崎市民俗芸能発表会は、市内の民俗芸能団体が加入している川崎市民俗芸能保存協会が主催し、川崎市教育委員会が共催で開催しています。
令和元年度以降コロナ禍の影響で中止していましたが、令和5年3月の第45回は無観客で開催し、46回目となる今回は5年ぶりに有観客で開催いたします。入場無料ですので是非ご来場ください。

日  時:令和6年4月21日(日) 10:00~16:00(9:30開場)
場  所:エポックなかはら(中原区上小田中6-22-5)
     JR南武線武蔵中原駅から徒歩1分
出演団体(1)五反田節保存会(多摩区)
    (2)諏訪神社祭囃子保存会(高津区)
    (3)神地祭囃子保存会(中原区)
    (4)戸手中部囃子保存会(幸区)
    (5)白幡八幡大神平囃子保存会(宮前区)
    (6)土橋万作踊り保存会(宮前区)
    (7)初山獅子舞保存会(宮前区)
    (8)大戸神社祭囃子保存会(中原区)
    (9)宮内祭囃子保存会(中原区)
    (10)新城郷土芸能囃子曲持保存会(中原区)
備  考:入場無料(先着900名)
     ホール内での飲食はできません。
     公共交通機関を利用してご来場ください。

◆◇◆新たな市指定文化財の紹介◆◇◆
 中原区在住の個人が所有する「市ノ坪の富士講関係資料(木造食行身禄坐像(もくぞうじきぎょうみろくざぞう)及び造像記(ぞうぞうき)ほか関連文書類)」を令和6年3月26日付で川崎市重要郷土資料に指定しました。詳しくは文化財課ホームページを御覧ください。

https://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000164813.html

◆◇◆地域文化財ガイドブックを刊行しました◆◇◆
 昨年度決定した27件の地域文化財を紹介するガイドブックを刊行しました。ガイドブックは区役所や図書館などの市内行政施設にて配布しているほか、文化財課ホームページでも公開しています。是非ご覧ください。

https://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000109231.html

◆◇◆第7回地域文化財を募集しています◆◇◆
 第7回地域文化財の募集がはじまりました。
地域の皆様からのご推薦をお待ちしております。詳細は募集案内をご覧ください。今年度から紙媒体の募集案内は、ガイドブックと合冊となっていますので、ご注意ください。

https://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000127470.html

川崎市内の文化財に関する解説等は文化財課ウェブサイトもご利用ください。https://www.city.kawasaki.jp/880/category/10-6-0-0-0-0-0-0-0-0.html

2024/2/1 00:00
「かわさきの文化財」メールマガジン

かわさきの文化財メールマガジン 第95号

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
◆◇◆橘樹学連続講座第3回「橘樹官衙遺跡群成立前夜の古墳」の参加者を募集します!◆◇◆
「橘樹学」は、橘樹官衙遺跡群に関連した内容をテーマに講義を行う講座です。
 今年度第3回目は、青木敬氏(國學院大學文学部教授)・小林孝秀氏(専修大学文学部准教授)・新井悟(教育委員会事務局文化財課学芸員)を講師とし、橘樹官衙遺跡群成立前夜の「古墳」について取り上げ、どのような経緯で古代の役所を橘樹という地に設置したのかを知っていただき、古代をより身近に感じてもらえればと思います。この機会にぜひご応募ください。
 
・日時   令和6年3月16日(土)
       13:30~16:30(受付は13:15~)
・会場   高津区役所橘出張所 2階大会議室(高津区千年1362-1)
・定員   50名      
・申込み  往復はがき又は市HPの申込みフォームにてお申込みください。
      締切は2月12日(月)消印有効。
      ※応募者多数の場合は抽選となります。
・参加費  無料
詳細はホームページでご確認ください。
https://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000157419.html

◆◇◆第30回(令和5年度第2回)史跡めぐり「古代の“橘樹”を歩こう!!」の参加者を募集します!◆◇◆

 橘樹官衙遺跡群の「橘樹(たちばな)」は、現在の川崎市域において、奈良時代に設置された橘樹郡の名前から来ています。「橘樹」という地名は、日本最初の正史である『日本書紀』の中に「橘花」が登場しており、今から遡ること約1,450年以上前には、現在の川崎市あたりが「たちばな」と呼ばれていたことがわかります。
 今回は、古代の川崎市役所ともいえる高津区千年や宮前区野川本町3丁目に広がる国史跡橘樹官衙遺跡群とその周辺に点在する縄文時代から江戸時代までのさまざまな遺跡や文化財をめぐり、「橘樹」の地に受け継がれてきた歴史を肌で感じ、遺跡や文化財の保護・活用への理解を深めていただきたく史跡めぐりを実施いたします。この機会にぜひご応募ください。

・日時     令和6年3月23日(土)荒天中止・小雨決行 
         13:00~15:30(12:50集合)
・集合場所   高津区役所橘出張所(高津区千年1362-1) 
・行程(予定) 橘出張所(集合12:50-出発13:05)⇒影向寺⇒橘樹郡家跡⇒中原街道[橘樹官衙入口]⇒子母口富士  
        見台古墳⇒橘樹神社⇒子母口貝塚(15:15-解散15:30予定) 
・定員      30名 
・申込み    往復はがき又は市HPの申込みフォームにてお申込みください。
        締切は2月16日(金)消印有効。
        ※応募者多数の場合は抽選となります。
・参加費    無料
詳細はホームページでご確認ください。
https://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000157337.html

◆◇◆神奈川県埋蔵文化財センター主催の「令和5年度第7回 考古学講座」において文化財課学芸員が講演を行います!◆◇◆
・演題   ここまでわかった橘樹官衙遺跡群 ~新たな発見と史跡整備~
・日時   令和6年2月24日(土)
       14:00~16:00(受付は13:30~)
・会場   かながわ県民センター(横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2)
・定員   250名      
・申込み  往復はがきで郵送、または神奈川県電子申請システムにてお申込みください。
      締切は2月8日(木)必着。
      ※応募者多数の場合は抽選となります。
・参加費  無料
詳細はホームページでご確認ください。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ar3/evt/e0454003.html
また、お問い合わせは神奈川県埋蔵文化財センターへお願いします。(045-252-8861)

〇〇〇編集者のつぶやき〇〇〇
 年が明けて早いもので、もう2月ですね。1月13日(土)の「橘樹学連続講座第2回~古代の食を探る~」にご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
今月は市主催の事業がないのですが、神奈川県埋蔵文化財センター主催の講座において文化財課学芸員が講演を行いますので、ご興味のある方は神奈川県のHPをご覧ください。来月は橘樹学や史跡めぐりを行いますので、こちらも是非ご応募ください。
 橘樹官衙遺跡群の史跡公園の整備工事も進行中です。市HPに公開中!!https://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000147983.html


川崎市内の文化財に関する解説等は文化財課ウェブサイトもご利用ください。https://www.city.kawasaki.jp/880/category/10-6-0-0-0-0-0-0-0-0.html

2024/1/22 14:00
「かわさきの文化財」メールマガジン

かわさきの文化財メールマガジン 第94号

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
◆◇◆文化財課「X(旧Twitter)」アカウントを開設しました◆◇◆
 このたび川崎の多様な歴史や魅力を知ってもらうため、「X(旧Twitter)」をはじめました。市内の文化財についての情報を随時発信していきます!

 アカウント名
川崎市文化財課(@Kawasaki_bnkzai)
https://twitter.com/Kawasaki_bnkzai
 ご興味のある方はのぞいてみてください!フォローもお待ちしています!

◆◇◆「令和5年度文化財保護ポスター展」を開催しています!◆◇◆
 文化財の保護啓発をテーマに川崎市内の中学生が作成した文化財保護ポスターの展示を開催しています!県の審査で最優秀賞を受賞した作品をはじめ、力作ぞろいの全22作品からお気に入りの作品を見つけてみませんか。

展示期間:令和6年1月28日(日)まで ※1月22日(月)は休館日です。
場  所:川崎市岡本太郎美術館 ギャラリースペース
※ギャラリースペースは無料で観覧できます。

展示期間:令和6年2月2日(金)~令和6年2月15日(木)
場  所:川崎アゼリア 新川通側広報コーナー

詳細はホームページでご確認ください。
https://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000156664.html

◆◇◆「第24回地域伝統芸能まつり」に川崎市内の団体が出演します!◆◇◆
 NHKホールで開催される「第24回地域伝統芸能まつり」に川崎市重要習俗技芸(川崎市指定文化財)の「新城の囃子曲持」が登場します!「新城の囃子曲持」は、軽妙なお囃子に乗せて米俵を持ち上げる力強い曲芸が見どころの民俗芸能です。この他にも全国からさまざまな伝統芸能が出演します。現在観覧申込受付中です!

日  時:令和6年3月3日(日) 14:30開演
場  所:NHKホール(東京都渋谷区神南2-2-1)
出演団体(1)行山流舞川鹿子躍(岩手県・一関市)
    (2)重松流祭ばやし(埼玉県・所沢市)
    (3)下平井の鳳凰の舞(東京都・日の出町)
    (4)大治太鼓(愛知県・大治町)
    (5)狂言「神鳴」(大蔵流)
    (6)新城の囃子曲持(神奈川県・川崎市)
    (7)大元神楽(島根県・江津市)
    (8)江戸火消しの梯子乗り(東京都)
申込締切 令和6年1月28日(日)
申込方法 地域伝統芸能まつりホームページ(下記URL)からお申込ください。
     https://www.jafra.or.jp/project/tradition/matsuri/2024/
備  考 入場無料、応募者多数の場合は抽選

川崎市内の文化財に関する解説等は文化財課ウェブサイトもご利用ください。https://www.city.kawasaki.jp/880/category/10-6-0-0-0-0-0-0-0-0.html

2024/1/1 12:00
「かわさきの文化財」メールマガジン

かわさきの文化財メールマガジン 第93号

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
あけましておめでとうございます。
令和6年も引き続き、川崎市の文化財保護への御協力をよろしくお願いいたします。

◆◇◆「川崎市文化財保存活用地域計画」(案)に関する意見を募集しています。◆◇◆
 文化財を次世代に伝えていくため、行政だけでなく、市民や市民団体等と連携し、地域全体で文化財の将来を支える仕組みづくりが必要です。文化財を保存・活用することにより、歴史文化をいかしたまちづくりを進め、市民の皆様にまちに愛着を持っていただくため、文化財保護法に基づき「川崎市文化財保存活用地域計画」(案)をまとめましたので、市民の皆様からの御意見を募集します。
 率直な御意見をお待ちしています!

意見の募集期間
令和6年1月10日(水)まで

意見の提出方法
電子メール、専用フォーム、ファクス、郵送、持参

パブリックコメント手続きの詳細
https://www.city.kawasaki.jp/templates/pubcom/880/0000155728.html 
でご覧になれます。

◆◇◆第6回川崎市地域文化財を決定しました◆◇◆
 平成29年12月に創設した「川崎市地域文化財顕彰制度」に基づき、次のとおり、第5回川崎市地域文化財27件を決定しました。第1回から第5回までに決定した地域文化財と合わせ、地域文化財の総数は240件となります。
 詳細はこちらからご覧ください。
 https://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000101919.html

◆◇◆「飛鳥時代の川崎市役所 まちの宝:橘樹官衙遺跡群」の受講者を募集します!◆◇◆
 高津区まちづくり協議会主催の講演会で橘樹官衙遺跡群について文化財課職員がお話しします。みなさま是非ご応募ください。

日  時 令和6年1月27日(土)14時~16時
場  所 高津区役所5階会議室
定  員 80名(応募者多数の場合は抽選)
講  師 川崎市教育委員会事務局文化財課 栗田 一生
講演内容 (1)これまでの発掘調査で古代の役所跡や寺院跡が発見されています
     (2)川崎市の貴重な歴史遺産を広く知ってもらうため、倉庫の復元や公園の整備をしています。
     (3)高津区には古墳など、たくさんの遺跡が見つかっています。
応募方法 令和6年1月19日(金)までに電話(044-861-3133)または、区ホームページ(https://www.city.kawasaki.jp/takatsu/page/0000156582.html)にて高津区役所地域振興課までご応募ください。
 ※詳細は高津区役所地域振興課「橘樹官衙遺跡群」講演会係にお問合せください。
 


〇〇〇編集者のつぶやき〇〇〇
 今年は市制100周年。橘樹官衙遺跡群の飛鳥時代の復元倉庫も間もなく完成予定です。
古代と近現代の役所に注目が集まる1年になりそうです。随時、情報発信をしてまいりますので
事業への御参加や御協力をお願いします。
 
 川崎市内の文化財に関する解説等は文化財課ウェブサイトもご利用ください。https://www.city.kawasaki.jp/880/category/10-6-0-0-0-0-0-0-0-0.html

2023/12/4 18:00
「かわさきの文化財」メールマガジン

かわさきの文化財メールマガジン 第92号

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
◆◇◆「川崎市文化財保存活用地域計画」(案)に関する意見を募集しています。◆◇◆
 文化財を次世代に伝えていくため、行政だけでなく、市民や市民団体等と連携し、地域全体で文化財の将来を支える仕組みづくりが必要です。文化財を保存・活用することにより、歴史文化をいかしたまちづくりを進め、市民の皆様にまちに愛着を持っていただくため、文化財保護法に基づき「川崎市文化財保存活用地域計画」(案)をまとめましたので、市民の皆様からの御意見を募集します。

意見の募集期間
令和5年12月4日(月)から令和6年1月10日(水)まで

意見の提出方法
電子メール、専用フォーム、ファクス、郵送、持参

パブリックコメント手続きの詳細
https://www.city.kawasaki.jp/templates/pubcom/880/0000155728.html 
でご覧になれます。


◆◇◆「川崎市文化財保存活用地域計画」(案)の市民説明会を実施します◆◇◆
 パブリックコメント手続き中の「川崎市文化財保存活用地域計画」(案)について、内容の説明を行うとともに、文化財の保存活用のための取組について、一緒に考えてみませんか。

日時 令和5年12月20日(水) 14:00~16:00
場所 高津市民館12階第6会議室
定員 50名
参加方法  当日会場へ直接お越しください。
ご参加のみなさまに、東海道川崎宿起立400年記念トートバックをプレゼントします。

◆◇◆橘樹学連続講座第2回「古代の食(仮)」の参加者を募集します!◆◇◆
「橘樹学」は、橘樹官衙遺跡群に関連した内容をテーマに講義を行う講座です。
 今年度第2回目は、三舟隆之氏(東京医療保健大学)を講師に招き、「古代の食(仮)」についてお話しします。古代の人々がどのような食材を使い、食べていたのか等を学び、橘樹官衙遺跡群周辺(橘地区)の歴史・文化(古代の暮らし等)に思いを馳せ、遺跡や文化財の保存・活用への理解を深めていただければと思います。この機会にぜひご応募ください。
 
・日時   令和6年1月13日(土)
       13:30~15:30(受付は13:15~)
・会場   高津区役所橘出張所 2階大会議室(高津区千年1362-1)      
・申込み  往復はがき又は市HPのフォームメールにてお申込みください。締切は12月11日(月)消印有効。
      ※応募者多数の場合は抽選となります。
・参加費  無料
詳細はホームページでご確認ください。
https://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000155535.html

〇〇〇編集者のつぶやき〇〇〇
 気が付けばもう、お坊さんも走ってしまうという師走!
 今年もかわさきの文化財への御理解・御協力をいただきましてありがとうございました。
 来年はいよいよ橘樹官衙遺跡群の復元倉庫が完成する予定です。引き続き、情報発信をしていきますので、どうぞみなさまお楽しみに!

 川崎市内の文化財に関する解説等は文化財課ウェブサイトもご利用ください。https://www.city.kawasaki.jp/880/category/10-6-0-0-0-0-0-0-0-0.html

2023/11/10 14:06
「かわさきの文化財」メールマガジン

かわさきの文化財メールマガジン 第91号

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
◆◇◆飛鳥時代の復元倉庫の茅葺き作業の見学会を実施します!◆◇◆

 平成27年3月に川崎市初の国史跡に指定された橘樹官衙遺跡群では、現在、全国初となる飛鳥時代(7世紀後半) の倉庫1棟の復元工事を実施しています。これまでに束柱、床、板壁、小屋組等の工事が終わり、いよいよ屋根の茅葺き作業が始まりました。
 “飛鳥時代の倉庫復元” は、古代を知り、古代に思いを馳せることができる非常に貴重な機会であることから、10月の「復元倉庫建て方見学会」に続き、第2弾として「復元倉庫の茅葺き見学会」を開催いたします。
 現在ではほとんど見る機会のない茅葺き作業を見ていただくとともに、姿を現してきた飛鳥時代の復元倉庫を間近で見ることができる機会ですので、みなさまぜひお越しください。


・日時   令和5年11月18日(土) 
       13:30~15:30(受付開始13:00、受付終了15:00)
       ※小雨決行。荒天翌日[11月19日(日)]延期。
       ※見学会の最中に荒天になった場合は、安全面を考慮して中止させていただきます。
・集合場所 橘樹官衙遺跡群史跡整備工事地(高津区千年423-1ほか)
       ※駐車場・駐輪場などはありませんので公共交通機関でお越しください。  
・申込み  不要
・見学方法 工事地内につき安全性を確保するため、会場の受付でお渡しする整理番号順にご案内します。
      来場者が多い場合、見学までお待ちいただきますので、予めご了承願います。
      工事地内のため喫煙・飲食はご遠慮ください。

詳細はホームページでご確認ください。
https://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000155174.html

◆◇◆橘樹学連続講座第1回「考古学で読み解く古代の遊び」の参加者を募集します!◆◇◆
 「橘樹学」は、橘樹官衙遺跡群に関連した内容をテーマに講義を行う講座です。
 今年度の第1回橘樹学連続講座は、奈良文化財研究所主任研究員を講師に招き、「考古学で読み解く古代の遊び」を解説いただきます。「古代の遊び」から橘樹官衙遺跡群周辺(橘地区)の歴史・文化(古代の暮らし等)を学び、遺跡や文化財の保存・活用への理解を深めていただければと思います。この機会にぜひ御応募ください。

・日時   令和5年12月9日(土)
       13:30~15:30(受付は13:15~)
・会場   高津区役所橘出張所 2階大会議室(高津区千年1362-1)
        
・申込み  往復はがき又は市HPのフォームメールにてお申込みください。締切は11月13日(月)消印有効。
      ※応募者多数の場合は抽選となります。

・参加費  無料

詳細はホームページでご確認ください。
https://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000154791.html

◆◇◆橘樹学連続講座第2回「古代の食(仮)」の参加者を募集します!◆◇◆
「橘樹学」は、橘樹官衙遺跡群に関連した内容をテーマに講義を行う講座です。
 今年度の第2回橘樹学連続講座は、三舟隆之氏(東京医療保健大学)を講師に招き、「古代の食(仮)」を解説いただきます。古代の人々がどういう食材を使い、どのように食べていたのか等、橘樹官衙遺跡群周辺(橘地区)の歴史・文化(古代の暮らし等)を学び、遺跡や文化財の保存・活用への理解を深めていただければと思います。この機会にぜひ御応募ください。
 
・日時   令和6年1月13日(土)
       13:30~15:30(受付は13:15~)

・会場   高津区役所橘出張所 2階大会議室(高津区千年1362-1)
        
・申込み  往復はがき又は市HPのフォームメールにてお申込みください。締切は12月11日(月)消印有効。
      ※応募者多数の場合は抽選となります。

・参加費  無料

詳細はホームページでご確認ください。
https://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000155535.html

〇〇〇編集者のつぶやき〇〇〇
 今年も残すところ2か月となりました。10月の「千年伊勢山台遺跡[橘樹郡家跡]第39次調査現地見学会」、11月の「早野上ノ原遺跡第7次調査現地見学会」にお越しいただいた皆様、ありがとうございました。寂しいもので年内のイベントは11月の「飛鳥時代の復元倉庫の茅葺き作業の見学会」と12月の「橘樹学連続講座第1回」のみとなりました。年明けには「橘樹学連続講座第2回」をはじめ、橘樹官衙遺跡群周辺のみならず市内のさまざまな事業を予定しております。ぜひお楽しみに!!

 川崎市内の文化財に関する解説等は文化財課ウェブサイトもご利用ください。https://www.city.kawasaki.jp/880/category/10-6-0-0-0-0-0-0-0-0.html

2023/10/26 19:18
「かわさきの文化財」メールマガジン

かわさきの文化財メールマガジン 第90号

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
◆◇◆千年伊勢山台遺跡[橘樹郡家跡]第39次調査現地見学会を実施します!◆◇◆

 平成27年3月に川崎市初の国史跡に指定された橘樹官衙遺跡群では、遺跡群の全容解明に向け、川崎市教育委員会が継続的な調査を実施しています。
 今回の調査は、橘樹官衙遺跡群を構成する千年伊勢山台遺跡[橘樹郡家跡]で確認されている倉庫群(正倉院)の詳細な内容を把握するために実施しています。税として納められた稲を保管する倉庫跡が発見されるなど、新たな知見が得られています。そこで、千数百年ぶりに地上に現れた当時の歴史に触れ、橘樹官衙遺跡群を身近に感じていただければと考え、現地見学会を開催します!ぜひお越しください!!


・日時   令和5年10月28日(土)小雨決行・荒天中止 
       13:00~16:00(受付開始12:30、受付終了15:30)
・集合場所 千年伊勢山台遺跡[橘樹郡家跡]第39次調査現場(高津区千年字伊勢山台440-1、441-1)
       ※駐車場・駐輪場などはありませんので公共交通機関でお越しください。  
・申込み  不要
・見学方法 安全に見学いただくため、会場の受付でお渡しする整理番号順に御案内します。
      来場された人数によっては、見学までお待ちいただく場合がありますので、予め御了承願います。
      ※発掘調査現場内での喫煙・飲食はご遠慮ください。
      ※足元が汚れる可能性がありますので、汚れても良い服装・靴等でお越しください。

詳細はホームページでご確認ください。
https://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000155321.html

◆◇◆早野上ノ原遺跡第7次調査現地見学会を実施します!◆◇◆
 川崎市教育委員会では、7月から早野聖地公園整備事業に伴う事前の埋蔵文化財発掘調査として『早野上ノ原遺跡第7次調査』を実施しており、多くの成果が得られています。
 この度、その貴重な調査成果を皆様に見学していただけるよう、次のとおり現地見学会を開催いたします!川崎市の原始・古代の歴史を実際に見て、体感できる貴重な機会です。ぜひお越しください!!
 

・日時   令和5年11月3日(金・祝)小雨決行・荒天11月4日(土)に延期 
       13:00~15:30(受付開始12:30、受付終了15:00)
・集合場所 早野上ノ原遺跡第7次調査現場(麻生区早野字上ノ原798ほか)
       ※駐車場・駐輪場などはありませんので公共交通機関でお越しください。  
・申込み  不要
・見学方法 安全に見学いただくため、会場の受付でお渡しする整理番号順に御案内します。
      来場された人数によっては、見学までお待ちいただく場合がありますので、予め御了承願います。
      ※発掘調査現場内での喫煙・飲食はご遠慮ください。
      ※足元が汚れる可能性がありますので、汚れても良い服装・靴等でお越しください。

詳細はホームページでご確認ください。
https://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000155327.html


〇〇〇編集者のつぶやき〇〇〇
 ようやく暑かった夏も終わり、文化財課は「歴史・文化の秋」に合わせ、各種イベントをたくさん用意しています!チラシ・ホームページ等を用いて各種イベントを告知しますので、お楽しみに!
 11月18日(土)には飛鳥時代の復元倉庫の茅葺き見学会、12月9日(土)には橘樹学連続講座第1回を開催予定です。次号配信します。
 クラウドファンディング(https://www.furusato-tax.jp/gcf/2326)(9月30日終了)も無事に目標金額100万円を達成しました!御支援いただいた皆様、ありがとうございました。
 また、10月8日(日)の飛鳥時代の倉庫の復元工事と古代の大工作業の見学会も多くの方にご参加いただきました。安全対策のため、1回に見学できる人数に制限を設けたこともあり、待ち時間が長いなどといったさまざまな御意見をいただきました。今後のイベントの参考にさせていただきますので、今後もどうぞよろしくお願いします。

 川崎市内の文化財に関する解説等は文化財課ウェブサイトもご利用ください。https://www.city.kawasaki.jp/880/category/10-6-0-0-0-0-0-0-0-0.html

2023/9/19 19:52
「かわさきの文化財」メールマガジン

かわさきの文化財メールマガジン 第89号

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
◆◇◆飛鳥時代の倉庫の復元工事と古代の大工作業の見学会を実施します!◆◇◆

 平成27年3月に川崎市初の国史跡に指定された橘樹官衙遺跡群では、令和4年度から実施している史跡整備の1つとして、全国初となる飛鳥時代(7世紀後半) の倉庫1棟の復元工事を実施しています。
 川崎市教育委員会では、飛鳥時代の倉庫復元工事の現場において、多くの方に古代の様子を体感していただこうと、板校倉(いたあぜくら) という特殊な建築技法や古代の大工作業を間近で見ることができる見学会を実施します。
 みなさまぜひお越しください。

・日時   令和5年10月8日(日)小雨決行・荒天翌日(10月9日(月・祝)に延期) 
       13:30~16:00(受付開始13:00、受付終了15:30)
・集合場所 橘樹官衙遺跡群史跡整備工事地(高津区千年423-1ほか)
       ※駐車場・駐輪場などはありませんので公共交通機関でお越しください。  
・申込み  不要
・見学方法 工事地内であり安全性を確保するため、会場の受付でお渡しする整理番号順に御案内します。
      見学までお待ちいただく場合がありますので、予め御了承願います。

詳細はホームページでご確認ください。
https://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000154052.html

◆◇◆川崎市広報番組「LOVEかわさき」で市内の史跡を紹介します!◆◇◆

 「LOVEかわさき」は毎週土曜日の朝に川崎市内のさまざまな話題、場所、人等を訪ね、川崎の多彩な魅力やイベント情報などを発信している川崎市の広報番組です。
 今回の特集では、「巡ってみませんか?かわさきの史跡」と題し、文化財課職員が市内の史跡を紹介します。見てくださいね!

放送日:令和5年9月30日(土)9:00~9:15 「巡ってみませんか?かわさきの史跡」
放送局:TVK(テレビ神奈川):地上デジタル放送3ch
放送エリア:神奈川県全域、東京都・千葉県・山梨県・静岡県の一部

〇〇〇編集者のつぶやき〇〇〇
 7月から着手した建物復元工事は基礎工事が終わり建物本体の工事が始まります。今回の見学会で全国初になる飛鳥時代の倉庫の復元の場を体感してください。現在の建築工事では見られないヤリガンナ仕上げ等、宮大工の技術もご覧ください。
 9月5日(火)には、復元工事に使う木材を子どもたちが力を合わせて運ぶ「木曳(こびき)イベント」も実施しました。詳しい内容は、ホームページをご確認ください(https://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000154426.html)。
 まだまだ暑い日が続いていますが、文化財課は「文化の秋」へとチェンジ中です。チラシ・ホームページ等を用いて各種イベントを告知しますので、楽しみにしていてくださいね!
 クラウドファンディング(https://www.furusato-tax.jp/gcf/2326)の終了(9月30日)も間近に迫ってきました。目標金額に到達できるよう、みなさまの応援をよろしくお願いいたします。
  
 川崎市内の文化財に関する解説等は文化財課ウェブサイトもご利用ください。https://www.city.kawasaki.jp/880/category/10-6-0-0-0-0-0-0-0-0.html

2023/7/7 18:00
「かわさきの文化財」メールマガジン

かわさきの文化財メールマガジン 第88号

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
◆◇◆その衝動は歴史をつなぐ【川崎橘樹官衙・未来プロジェクト】◆◇◆
 約1,300年前、律令という、日本の形を変える大きな波が川崎の地にも押し寄せ、現在の川崎市の大部分は橘樹郡と呼ばれる地域になりました。平成27年、橘樹官衙遺跡群は川崎市初の国史跡に指定されました。川崎のはじまりの場所ともいえるこの橘樹官衙遺跡群の価値や魅力を未来へと残し、川崎の歴史をつないでいくため、歴史公園の整備を進めています。
 この度、古代橘樹官衙での日常を体感できるよう、古代の役所で働いていた人々が着ていた服を復元製作するため、クラウドファンディングに挑戦します。

※ガバメントクラウドファンディング(GCF®)は株式会社トラストバンクの登録商標です。ふるさと納税による寄附金の「使い道」をより具体的にプロジェクト化し、そのプロジェクトに共感していただいた方からふるさと納税を通じて、寄附金という形で御支援いただく仕組みです。

1 ガバメントクラウドファンディング(GCFR)の実施
<その衝動は歴史をつなぐ~川崎橘樹官衙・未来プロジェクト>

 古代の役所で働いていた人々が着ていた服を復元製作する費用を集めます。

(1)募集期間:令和5年7月3日(月)から令和5年9月30日(土)までの90日間
(2)目標金額:100万円 ※目標金額を達成しても期間中は受付いたします。
(3)お申込みページ:https://www.furusato-tax.jp/gcf/2326

2 その他
・本プロジェクトでは、お礼の品(返礼品)の提供はありませんが、ご寄附いただいた方には、文化財課主催の各種講座等や製作した衣装の着用体験の優先枠の確保や、寄附いただいた方が約30人以上になった際には、寄附者対象のプレミアム講座に参加できるパスポートをお渡しします。
・川崎市民の方も寄附していただくことができます。
・確定申告等を行うことにより、寄附金控除の適用を受けることができます。
・目標金額以上の寄附をいただいた場合、さらに多くの古代衣装を製作するほか関連事業の費用として活用させていただきます。


◆◇◆夏休みの学習相談を受付開始◆◇◆

今年も地名資料室で小中高生を対象に学習相談を行います。
自由研究で何をしたらいいかわからない、調べ方のアドバイスが欲しい・・・など
夏休みの学習に関するお悩みを解決します!

期間 7月21日(金)~8月20日(日)
   ただし、月曜・祝日は定休日
場所 地名資料室(てくのかわさき4階)
費用 無料
申込 電話(044-812-1102)、または下記申込み専用ページから(先着順)
【申込み専用ページ】
https://sc.city.kawasaki.jp/multiform/multiform.php?form_id=7833

〇〇〇編集者のつぶやき〇〇〇
 遂に歴史公園の公園部分の工事が終了し、まもなく建物の復元工事が始まります。
 今号でお知らせしたとおり、古代衣装の復元製作のクラウドファンディングも始まりました。古代の役所に集った人々の衣服を用意し、完成した倉庫を利用して、当時の儀式を再現してみませんか?
 ご寄附いただいた方には、文化財課主催の各種講座等や製作した衣装の着用体験の優先枠の確保、また、寄附いただいた方が約30人以上になった際には、寄附者対象のプレミアム講座に参加できるパスポートをお渡ししますので、ぜひみなさまよろしくお願いいたします。
 史跡整備工事の様子についは、文化財課ウェブサイトを見てくださいね!(随時更新中)
 https://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000147983.html  
 川崎市内の文化財に関する解説等は文化財課ウェブサイトもご利用ください。https://www.city.kawasaki.jp/880/category/10-6-0-0-0-0-0-0-0-0.html

2023/6/15 19:00
「かわさきの文化財」メールマガジン

かわさきの文化財メールマガジン 第87号

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
◆◇◆川崎市地域文化財を募集しています!!◆◇◆
川崎市教育委員会では、地域で守られ伝えられてきた文化財を多くの方に知っていただき、守り記録することを目的に川崎市地域文化財として顕彰しています。
(川崎市地域文化財顕彰制度とは→https://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000121869.html)

第6回となる今年度は、【6月末日まで】推薦を受け付けています!

皆様からの多くのご推薦をお待ちしています。
応募方法や対象となる文化財等の詳細は文化財課ウェブページをご覧ください。
https://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000127470.html

◆◇◆川崎まいぶん職員独り言(4)~古代影向寺の伽藍配置はどうだった(2)?!~◇◆◇
 みなさんこんにちは。私が普段から頭の中で「こうではないか」、「ああだったらいいな」と何となく考えている川崎市域の歴史について紹介してみようという、「川崎まいぶん職員独り言」です。前回、約1年ぶりに第3回をお送りしましたが、いかがでしたか。今回の第4回は、前回に引き続き、宮前区野川本町3丁目にあります影向寺の伽藍配置の変遷等についてお話をしたいと思います。
 前回は、影向寺境内の発掘調査で発見された建物跡が、古代影向寺の主要伽藍の1つであり、私の考えとしては、それが講堂であった可能性が高いという話をしました。今回は、古代寺院の塔跡が確認されている影向石付近の再調査で新たな発見があったことから、古代影向寺の伽藍についての新しい考え方を紹介したいと思います。
 古代影向寺の主要伽藍の1つとして、約40年前の調査で薬師堂南東側に位置する影向石付近で確認された塔跡は、塔を建てる際に行った地盤改良(掘込地業)が確認されています。そして、その掘込地業の版築の中から、金堂に葺かれたと考えられる瓦が多数出土したことから、金堂の造営後しばらく経った8世紀前半頃に塔が造営されたと考えられました。しかし、当時の調査では、掘込地業(版築)の規模や形状等が不明確であったため、川崎市教育委員会で改めて塔跡の調査を実施することにしました。
 平成30年度に実施した再調査で、改めて約40年前に確認した塔跡の掘込地業(版築)を調査すると、版築の中から1点の軒丸瓦(屋根の先端に葺かれた文様のある丸い瓦)を発見しました。実はこの1点の軒丸瓦こそが、これまでの考えを一変させるかもしれない大発見だったのです。先ほどお話したように、これまで塔は7世紀後半に金堂が造営されてから40~50年程経った8世紀前半頃に造営されたと考えられていました。
 しかし、今回発見した軒丸瓦は、武蔵国分寺の七重塔を再建するため、現在の埼玉県入間市にある新久窯跡(あらくかまあと)で作られた軒丸瓦と同じ型で作られたものであることが分かりました。この武蔵国分寺の七重塔の再建は、9世紀中頃に行われたことが記録で残っているので、塔跡の版築からこの軒丸瓦が発見されたということは、古代影向寺の塔の造営が武蔵国分寺の七重塔再建と同時期かそれよりも遅い時期であったということを示しています。これが意味していることは、塔の造営がこれまで言われてきた8世紀前半ではなく、9世紀中頃以降と100年以上も新しくなるということです。
 さらに、古代影向寺の塔が9世紀中頃以降に造営されたとすると、もう1つの可能性が浮上します。それは、全国各地に造営された古代寺院では、寺院の創建から150年以上も経ってから新たに塔を造営する例がほとんどないので、古代影向寺に、9世紀中頃以降に造られた塔以前に、最初の塔が存在していたのではないか、という可能性です。
 つまり、7世紀後半に現在の薬師堂の位置に金堂が造営され、その後、8世紀前半頃に金堂の再整備が行われた際に合わせて最初の塔が金堂の東側に建てられ、この最初の塔が何らかの理由で9世紀中頃までに失われてしまったため、9世紀中頃以降に影向石付近に再建されたという考えです。この可能性を証明するため、今後、薬師堂東側を重点的に調査していく予定です。もし、薬師堂東側で版築を伴う掘込地業が見つかれば、そこが最初の塔であると言っていいでしょう。これからの調査の進展を楽しみにしていていただければと思います。
 この古代影向寺の伽藍配置の変遷等については、次回でひとまず終わりにしようと思っています。次回は、飛鳥時代の創建から現在までの変遷について、私の考えをお伝えしたいと思います。では、次回もよろしくお願いします。(つづく)

〇〇〇編集者のつぶやき〇〇〇
 2月から始まった橘樹郡家跡の史跡公園整備工事も6月末には終了します。7月からはいよいよ飛鳥時代後半の倉を復元する建築工事が始まります。秋には建方工事の見学会・屋根葺き工事見学会等を予定していますので、この機会をお見逃しなくぜひ来てください。詳細は追って連絡します。
 史跡整備工事の様子についは、文化財課ウェブサイトを見てくださいね!(随時更新中)
 https://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000147983.html  
 川崎市内の文化財に関する解説等は文化財課ウェブサイトもご利用ください。https://www.city.kawasaki.jp/880/category/10-6-0-0-0-0-0-0-0-0.html