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2024/3/27 17:00
川崎市感染症情報

川崎市感染症週報令和6年第12週の送付について

川崎市感染症情報のメール配信サービスに御登録いただいている皆様へ
 第12週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)新型コロナウイルス感染症 3)感染性胃腸炎でした。
 インフルエンザの定点当たり患者報告数は12.25人と前週(17.78人)から減少しましたが、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
 新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は3.30人と前週(3.95人)から横ばいでした。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は3.22人と前週(4.08人)から減少し、例年並みのレベルで推移しています。



 今週のトピックス
“新年度から健康に過ごすために!”について取り上げました。
 新年度を迎え、学校や保育園等で新たに集団生活が始まると、人との接触の機会が増加するため、感染症にかかる可能性が高くなります。市内では、昨年からインフルエンザやA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の流行が継続しているほか、RSウイルス感染症は、例年より早い時期から報告がみられています。手洗い等の基本的な感染対策を実施するとともに、免疫力を高めるために、適切な睡眠や食事等も心掛けましょう。
 また、麻しんや風しん等ワクチン接種により防ぐことができる感染症もあります。定期予防接種は、ワクチンの種類によって対象年齢が決められているため、母子健康手帳に接種の記録がない場合は、対象期間内に忘れずに接種を受けましょう。
 感染症情報(令和6年第12週)の詳細をまとめたファイルを次のサイトからダウンロードしてください。過去の感染症情報もご覧いただけます。
 http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/22-13-8-11-4-1-0-0-0-0.html

2024/3/21 17:00
川崎市感染症情報

川崎市感染症週報令和6年第11週の送付について

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 第11週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 3)感染性胃腸炎でした。
 インフルエンザの定点当たり患者報告数は17.78人と前週(18.18人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は5.17人と前週(4.53人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は4.08人と前週(4.92人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。



 今週のトピックス
“インフルエンザと新型コロナウイルス感染症の流行の現状”について取り上げました。
 川崎市では、A型インフルエンザ、B型インフルエンザ及び新型コロナウイルス感染症のリアルタイムサーベイランスを実施しています。
 新型コロナウイルス感染症は年末から報告数が増加し、1月下旬にピークを迎えました。その後はやや減少し、現在のところ大きな増減はみられませんが、流行は継続しています。また、インフルエンザは1月中旬までは主にA型が報告されていましたが、現在はB型が主流です。当研究所に搬入された検体からも、年明け以降はA型の検出数は少なく、B型が多く検出されています。
 いずれの疾患も減少傾向にありますが、流行が継続しているため、発熱等がみられる場合は、症状が軽快するまでは自宅で休養しましょう。
 感染症情報(令和6年第11週)の詳細をまとめたファイルを次のサイトからダウンロードしてください。過去の感染症情報もご覧いただけます。
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2024/3/13 17:00
川崎市感染症情報

川崎市感染症週報令和6年第10週の送付について

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 第10週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)新型コロナウイルス感染症 3)感染性胃腸炎でした。
 インフルエンザの定点当たり患者報告数は18.18人と前週(17.30人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
 新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は5.27人と前週(5.00人)から横ばいでした。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は4.92人と前週(3.94人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。



 今週のトピックス
“知っていますか~麻しん(はしか)~”について取り上げました。
 麻しんは、麻しんウイルスを原因とする急性感染症で、免疫のない人が感染するとほぼ100%発症し、約30%に肺炎や脳炎等の合併症がみられます。麻しんを予防するためにはワクチン接種が有効であり、2回接種による免疫獲得率は97%~99%以上とされています。
 国内では、麻しんは排除状態であり、近年は渡航先での感染例とその二次感染例のみが報告されています。しかし、全世界的にワクチンの接種率が低下しており、海外では各地で麻しんが発生していることから、今後は国内への輸入例が増加する可能性があります。お子さんの定期予防接種歴を確認し、忘れずに2回の接種をしておきましょう。
 感染症情報(令和6年第10週)の詳細をまとめたファイルを次のサイトからダウンロードしてください。過去の感染症情報もご覧いただけます。
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2024/3/6 17:00
川崎市感染症情報

川崎市感染症週報令和6年第9週の送付について

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 第9週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)新型コロナウイルス感染症 3)感染性胃腸炎でした。
 インフルエンザの定点当たり患者報告数は17.30人と前週(22.22人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
 新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は5.00人と前週(5.98人)から横ばいでした。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は3.94人と前週(4.19人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。



 今週のトピックス
“新型コロナワクチンの無料接種が終了します。”について取り上げました。
 現在、無料で実施している新型コロナワクチンの特例臨時接種が、令和6年3月31日に終了します。令和6年4月1日以降は原則有料となり、65歳以上の方及び60~64歳で重症化リスクの高い方に対して、秋冬に年1回の定期接種を実施する予定です。また、対象外の方や定期接種以外で接種を希望する方は、任意接種として自費での接種が可能です。
 無料接種の終了に伴い、本市で実施している各種手続きや窓口等も順次終了します。特に接種券の発行申請は令和6年3月15日に終了しますので、希望される方は、早めに手続きをお願いします。
 感染症情報(令和6年第9週)の詳細をまとめたファイルを次のサイトからダウンロードしてください。過去の感染症情報もご覧いただけます。
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2024/2/28 17:00
川崎市感染症情報

川崎市感染症週報令和6年第8週の送付について

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 第8週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)新型コロナウイルス感染症 3)感染性胃腸炎でした。
 インフルエンザの定点当たり患者報告数は22.22人と前週(30.08人)から減少しましたが、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
 新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は5.98人と前週(7.48人)から横ばいでした。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は4.19人と前週(4.78人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。



 今週のトピックス
“「子ども予防接種週間」3月1日(金)~3月7日(木)”について取り上げました。
 令和6年3月1日~3月7日は「子ども予防接種週間」です。
 予防接種は感染症のり患や重症化を防ぐために行われ、感染症にかかりやすい年齢やワクチンの種類等により、推奨される接種時期が決められています。
 適切な時期にあらかじめ免疫を獲得しておくことで、集団生活の場での感染拡大等も防ぐことができます。4月からの入園・入学に備え、母子健康手帳で予防接種歴を確認の上、必要な予防接種を早めに済ませておきましょう。
 感染症情報(令和6年第8週)の詳細をまとめたファイルを次のサイトからダウンロードしてください。過去の感染症情報もご覧いただけます。
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2024/2/21 17:00
川崎市感染症情報

川崎市感染症週報令和6年第7週の送付について

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 第7週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)新型コロナウイルス感染症 3)感染性胃腸炎でした。
 インフルエンザの定点当たり患者報告数は30.08人と前週(37.03人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
 新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は7.48人と前週(11.48人)から横ばいでした。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は4.78人と前週(6.64人)から減少し、例年並みのレベルで推移しています。



 今週のトピックス
“~レジオネラ症の報告数が増加しています!~”について取り上げました。
 レジオネラ症は、水中や土壌中等に生息するレジオネラ属菌を原因とする細菌感染症で、通常は夏から秋にかけて患者報告数が増加します。しかし、川崎市における令和6年のレジオネラ症の報告数は、第7週(2月12日~18日)までに計7件と、冬にもかかわらず増加がみられています。
 病型は、重症の肺炎を引き起こすレジオネラ肺炎と、一過性の風邪様症状を呈するポンティアック熱に大別され、レジオネラ肺炎は38℃以上の高熱や咳に加え、意識障害等を伴い重症化する例もみられます。特に高齢者は肺炎を起こす危険性が通常より高く、急速に症状が進行して死に至ることもあります。
 治療には早期の抗菌薬投与が有効ですので、発熱や咳に加え呼吸困難や下痢等がみられる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
 感染症情報(令和6年第7週)の詳細をまとめたファイルを次のサイトからダウンロードしてください。過去の感染症情報もご覧いただけます。
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2024/2/15 17:00
川崎市感染症情報

川崎市感染症週報令和6年第6週の送付について

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 第6週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)新型コロナウイルス感染症 3)感染性胃腸炎でした。
 インフルエンザの定点当たり患者報告数は37.03人と前週(32.67人)から増加し、例年より高いレベルで推移しています。
 新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は11.40人と前週(15.98人)から減少しました。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は6.64人と前週(8.42人)から減少し、例年並みのレベルで推移しています。



 今週のトピックス
“知っていますか?~劇症型溶血性レンサ球菌感染症~”について取り上げました。
 劇症型溶血性レンサ球菌感染症は、主にA群溶血性レンサ球菌を病原体とする細菌感染症です。突然の四肢の痛みや腫れ、発熱等で発症し、急速に症状が進行した後、ショック状態から死に至ることもあります。
 川崎市における患者報告数は、令和5年は15件と4年ぶりに大幅に増加し、令和6年も第6週(2月5日~2月11日)までにすでに2件の報告があります。全国でも、令和5年は941件と過去10年間で最も多く、令和6年は第5週(1月29日~2月4日)までに239件の報告がありました。
 四肢の痛みや腫れ等が突然出現し、急速な悪化がみられる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
 感染症情報(令和6年第6週)の詳細をまとめたファイルを次のサイトからダウンロードしてください。過去の感染症情報もご覧いただけます。
 http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/22-13-8-11-4-1-0-0-0-0.html

2024/2/7 17:00
川崎市感染症情報

川崎市感染症週報令和6年第5週の送付について

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 第5週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)新型コロナウイルス感染症 3)感染性胃腸炎でした。
 インフルエンザの定点当たり患者報告数は32.67人と前週(28.43人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
 新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は15.98人と前週(14.52人)から横ばいでした。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は8.42人と前週(8.92人)から減少し、例年並みのレベルで推移しています。



 今週のトピックス
“インフルエンザの流行発生警報が発令されました!”について取り上げました。
 川崎市におけるインフルエンザの定点当たり報告数は、令和6年第5週(1月29日~2月4日)に32.67人となり、2018/2019シーズン以来、5シーズンぶりに流行発生警報基準値(定点当たり30.00人)を超えました。区別では、宮前区が59.20人と最多で、次いで川崎区が39.50人、高津区が39.44人となっています。
 今シーズンに健康安全研究所にインフルエンザとして搬入された検体からは、昨年末まではA型が多く検出されていましたが、年明け以降はB型の検出数も増えています。
 一度感染した場合でも、異なる型のウイルスに再度感染することもありますので、マスクの着用等予防対策を心がけましょう。
 感染症情報(令和6年第5週)の詳細をまとめたファイルを次のサイトからダウンロードしてください。過去の感染症情報もご覧いただけます。
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2024/1/31 17:00
川崎市感染症情報

川崎市感染症週報令和6年第4週の送付について

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 第4週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)新型コロナウイルス感染症 3)感染性胃腸炎でした。
 インフルエンザの定点当たり患者報告数は28.43人と前週(24.17人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
 新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は14.52人と前週(10.15人)から増加しました。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は8.92人と前週(8.75人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。



 今週のトピックス
“ワクチン接種を忘れずに!~2月4日は風しんの日~”について取り上げました。
 風しんは、発熱や発しん、リンパ節腫脹等の症状が現れる疾患ですが、妊娠早期(20週頃まで)に感染すると、胎児に先天性心疾患や難聴、白内障等の症状を呈する先天性風しん症候群(CRS)を引き起こすことがあります。
 CRSの発生を防ぐため、我が国では、風しんワクチンの定期接種の機会がなかった昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性に、抗体検査と予防接種が原則無料で受けられるクーポン券を配布しています。さらに、川崎市では対象を拡大し、妊娠を希望する女性やそのパートナー等が、無料の抗体検査と接種費用の一部助成が受けられる風しん対策事業を実施しています。免疫が不十分である場合は、ワクチンを接種し、CRSを防ぎましょう。
 感染症情報(令和6年第4週)の詳細をまとめたファイルを次のサイトからダウンロードしてください。過去の感染症情報もご覧いただけます。
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2024/1/24 17:00
川崎市感染症情報

川崎市感染症週報令和6年第3週の送付について

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 第3週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)新型コロナウイルス感染症 3)感染性胃腸炎でした。
 インフルエンザの定点当たり患者報告数は24.17人と前週(13.95人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
 新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は10.15人と前週(6.30人)から増加しました。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は8.75人と前週(6.78人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。



 今週のトピックス
“新型コロナウイルス感染症の報告数が増えています!”について取り上げました。
 川崎市における新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は、令和6年第3週(1月15日~21日)に10.15人となり、インフルエンザにおける流行発生注意報基準値(定点当たり10.00人)に相当する報告数を超えました。本市が独自に実施している新型コロナウイルス感染症のリアルタイムサーベイランスでは、特に15歳未満の小児の報告割合が増加しており、第3週は15.3%を占めていました。
 現在、重症化を予防する目的でオミクロン株XBB.1.5対応ワクチンの接種が行われていますが、本市が実施している新型コロナワクチン接種事業は、令和6年3月31日に終了します。翌年度からは接種対象者が限られる予定ですので、希望される方は早めの接種を御検討ください。
 感染症情報(令和6年第3週)の詳細をまとめたファイルを次のサイトからダウンロードしてください。過去の感染症情報もご覧いただけます。
 http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/22-13-8-11-4-1-0-0-0-0.html