バックナンバー

2024/2/15 17:00
川崎市感染症情報

川崎市感染症週報令和6年第6週の送付について

川崎市感染症情報のメール配信サービスに御登録いただいている皆様へ
 第6週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)新型コロナウイルス感染症 3)感染性胃腸炎でした。
 インフルエンザの定点当たり患者報告数は37.03人と前週(32.67人)から増加し、例年より高いレベルで推移しています。
 新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は11.40人と前週(15.98人)から減少しました。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は6.64人と前週(8.42人)から減少し、例年並みのレベルで推移しています。



 今週のトピックス
“知っていますか?~劇症型溶血性レンサ球菌感染症~”について取り上げました。
 劇症型溶血性レンサ球菌感染症は、主にA群溶血性レンサ球菌を病原体とする細菌感染症です。突然の四肢の痛みや腫れ、発熱等で発症し、急速に症状が進行した後、ショック状態から死に至ることもあります。
 川崎市における患者報告数は、令和5年は15件と4年ぶりに大幅に増加し、令和6年も第6週(2月5日~2月11日)までにすでに2件の報告があります。全国でも、令和5年は941件と過去10年間で最も多く、令和6年は第5週(1月29日~2月4日)までに239件の報告がありました。
 四肢の痛みや腫れ等が突然出現し、急速な悪化がみられる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
 感染症情報(令和6年第6週)の詳細をまとめたファイルを次のサイトからダウンロードしてください。過去の感染症情報もご覧いただけます。
 http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/22-13-8-11-4-1-0-0-0-0.html

2024/2/7 17:00
川崎市感染症情報

川崎市感染症週報令和6年第5週の送付について

川崎市感染症情報のメール配信サービスに御登録いただいている皆様へ
 第5週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)新型コロナウイルス感染症 3)感染性胃腸炎でした。
 インフルエンザの定点当たり患者報告数は32.67人と前週(28.43人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
 新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は15.98人と前週(14.52人)から横ばいでした。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は8.42人と前週(8.92人)から減少し、例年並みのレベルで推移しています。



 今週のトピックス
“インフルエンザの流行発生警報が発令されました!”について取り上げました。
 川崎市におけるインフルエンザの定点当たり報告数は、令和6年第5週(1月29日~2月4日)に32.67人となり、2018/2019シーズン以来、5シーズンぶりに流行発生警報基準値(定点当たり30.00人)を超えました。区別では、宮前区が59.20人と最多で、次いで川崎区が39.50人、高津区が39.44人となっています。
 今シーズンに健康安全研究所にインフルエンザとして搬入された検体からは、昨年末まではA型が多く検出されていましたが、年明け以降はB型の検出数も増えています。
 一度感染した場合でも、異なる型のウイルスに再度感染することもありますので、マスクの着用等予防対策を心がけましょう。
 感染症情報(令和6年第5週)の詳細をまとめたファイルを次のサイトからダウンロードしてください。過去の感染症情報もご覧いただけます。
 http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/22-13-8-11-4-1-0-0-0-0.html

2024/1/31 17:00
川崎市感染症情報

川崎市感染症週報令和6年第4週の送付について

川崎市感染症情報のメール配信サービスに御登録いただいている皆様へ
 第4週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)新型コロナウイルス感染症 3)感染性胃腸炎でした。
 インフルエンザの定点当たり患者報告数は28.43人と前週(24.17人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
 新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は14.52人と前週(10.15人)から増加しました。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は8.92人と前週(8.75人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。



 今週のトピックス
“ワクチン接種を忘れずに!~2月4日は風しんの日~”について取り上げました。
 風しんは、発熱や発しん、リンパ節腫脹等の症状が現れる疾患ですが、妊娠早期(20週頃まで)に感染すると、胎児に先天性心疾患や難聴、白内障等の症状を呈する先天性風しん症候群(CRS)を引き起こすことがあります。
 CRSの発生を防ぐため、我が国では、風しんワクチンの定期接種の機会がなかった昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性に、抗体検査と予防接種が原則無料で受けられるクーポン券を配布しています。さらに、川崎市では対象を拡大し、妊娠を希望する女性やそのパートナー等が、無料の抗体検査と接種費用の一部助成が受けられる風しん対策事業を実施しています。免疫が不十分である場合は、ワクチンを接種し、CRSを防ぎましょう。
 感染症情報(令和6年第4週)の詳細をまとめたファイルを次のサイトからダウンロードしてください。過去の感染症情報もご覧いただけます。
 http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/22-13-8-11-4-1-0-0-0-0.html

2024/1/24 17:00
川崎市感染症情報

川崎市感染症週報令和6年第3週の送付について

川崎市感染症情報のメール配信サービスに御登録いただいている皆様へ
 第3週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)新型コロナウイルス感染症 3)感染性胃腸炎でした。
 インフルエンザの定点当たり患者報告数は24.17人と前週(13.95人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
 新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は10.15人と前週(6.30人)から増加しました。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は8.75人と前週(6.78人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。



 今週のトピックス
“新型コロナウイルス感染症の報告数が増えています!”について取り上げました。
 川崎市における新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は、令和6年第3週(1月15日~21日)に10.15人となり、インフルエンザにおける流行発生注意報基準値(定点当たり10.00人)に相当する報告数を超えました。本市が独自に実施している新型コロナウイルス感染症のリアルタイムサーベイランスでは、特に15歳未満の小児の報告割合が増加しており、第3週は15.3%を占めていました。
 現在、重症化を予防する目的でオミクロン株XBB.1.5対応ワクチンの接種が行われていますが、本市が実施している新型コロナワクチン接種事業は、令和6年3月31日に終了します。翌年度からは接種対象者が限られる予定ですので、希望される方は早めの接種を御検討ください。
 感染症情報(令和6年第3週)の詳細をまとめたファイルを次のサイトからダウンロードしてください。過去の感染症情報もご覧いただけます。
 http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/22-13-8-11-4-1-0-0-0-0.html

2024/1/17 17:00
川崎市感染症情報

川崎市感染症週報令和6年第2週の送付について

川崎市感染症情報のメール配信サービスに御登録いただいている皆様へ
 第2週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)感染性胃腸炎 3)新型コロナウイルス感染症でした。
 インフルエンザの定点当たり患者報告数は13.95人と前週(9.29人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は6.78人と前週(2.86人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
 新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は6.30人と前週(3.75人)から増加しました。



 今週のトピックス
“こんな病気にも気を付けて!~百日咳~”について取り上げました。
 百日咳は、特有のけいれん性の咳発作等が現れる細菌感染症です。川崎市では、新型コロナウイルス感染症の流行開始以降、令和3年は6件、令和4年は5件と報告数が減少していましたが、令和5年は21件と再び増加しました。
 百日咳は年齢を問わず感染しますが、乳児期早期に感染すると、呼吸停止等の重篤な症状を起こし、死亡する場合もあります。予防にはワクチン接種が有効ですが、新型コロナウイルス感染症の流行による受診控え等の影響で、未接種のまま感染し重症化した事例も報告されています。定期予防接種のスケジュールを確認し、対象期間内に百日咳含有ワクチンを必ず接種しましょう。
 感染症情報(令和6年第2週)の詳細をまとめたファイルを次のサイトからダウンロードしてください。過去の感染症情報もご覧いただけます。
 http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/22-13-8-11-4-1-0-0-0-0.html

2024/1/11 17:00
川崎市感染症情報

川崎市感染症週報令和5年第52週及び令和6年第1週の送付について

川崎市感染症情報のメール配信サービスに御登録いただいている皆様へ
 令和5年第52週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)感染性胃腸炎 3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎でした。
 令和6年第1週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)新型コロナウイルス感染症 3)感染性胃腸炎でした。
 令和5年第52週のインフルエンザの定点当たり患者報告数は22.23人と前週(24.95人)から減少しましたが、例年より高いレベルで推移しています。
 令和6年第1週は、年始で多くの医療機関が休診であったため、ほとんどの疾患で報告数が減少しています。



 今週のトピックス
“帰国後の体調変化に注意しましょう!”について取り上げました。
 年末年始を海外で過ごされた方も多いかと思います。帰国後に消化器症状や発熱、発しん等の体調不良を訴える方は比較的多く、自然に回復する場合もありますが、中には思わぬ感染症が潜んでいる可能性もあります。体調がすぐれない場合は早めに医療機関を受診しましょう。また、早期に診断を確定し適切な治療を開始するために、受診の際には症状だけでなく渡航先や渡航期間、渡航中の行動等を医療機関にお伝えください。
 感染症情報(令和5年第52週及び令和6年第1週)の詳細をまとめたファイルを次のサイトからダウンロードしてください。過去の感染症情報もご覧いただけます。
 http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/22-13-8-11-4-1-0-0-0-0.html

2023/12/27 17:00
川崎市感染症情報

川崎市感染症週報令和5年第51週の送付について

川崎市感染症情報のメール配信サービスに御登録いただいている皆様へ
 第51週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)感染性胃腸炎 3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎でした。
 インフルエンザの定点当たり患者報告数は24.95人と前週(25.79人)から横ばいで、例年より高いレベルで推移しています。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は7.28人と前週(7.00人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は5.58人と前週(6.57人)から減少しましたが、例年より高いレベルで推移しています。



 今週のトピックス
“水痘(水ぼうそう)の地域的な流行がみられています!”について取り上げました。
 水痘は、水痘帯状疱しんウイルス(VZV)の初感染によって引き起こされる感染症です。平成26年10月に、小児の水痘ワクチンが定期接種化されたことで、全国的に水痘の患者報告数は減少しました。しかし、川崎市においては、令和5年11月下旬から水痘の報告数がやや増加し、第51週(12月18日~24日)の定点当たり報告数は0.56人となりました。特に宮前区では2.67人と、警報基準値(定点当たり2.00人)を超えています。
 VZVは水痘だけでなく、帯状疱しんの原因ともなり、帯状疱しんの患者から感染することもありますので、特に免疫のない方等は注意が必要です。
 感染症情報(令和5年第51週)の詳細をまとめたファイルを次のサイトからダウンロードしてください。過去の感染症情報もご覧いただけます。
 http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/22-13-8-11-4-1-0-0-0-0.html

2023/12/20 17:00
川崎市感染症情報

川崎市感染症週報令和5年第50週の送付について

川崎市感染症情報のメール配信サービスに御登録いただいている皆様へ
 第50週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)感染性胃腸炎 3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎でした。
 インフルエンザの定点当たり患者報告数は25.79人と前週(23.82人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は7.00人と前週(6.38人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は6.57人と前週(6.76人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。



 今週のトピックス
“年末年始に海外旅行をされる予定の方々へ”について取り上げました。
 今年の年末年始は、海外旅行をされる方が大幅に増えることが予想されます。現在は国外においても、インフルエンザ等のさまざまな感染症の報告数が増加しています。また、海外では、国内で通常みられない感染症や報告数の少ない感染症が発生していることもあり、渡航先によっては注意が必要です。中でも、麻しんは中東、アフリカ及び東南アジアで、デング熱は中南米及び東南アジアの一部の国々で大きな流行がみられています。
 麻しんやデング熱は、発熱や発しん等の症状を呈する急性感染症です。海外から帰国後2週間程度の間に疑わしい症状がみられた場合は、早めに医療機関に相談しましょう。また、医療機関を受診する際には事前に連絡の上、渡航先や渡航期間、現地での行動歴等も必ず伝えるようにしましょう。
 感染症情報(令和5年第50週)の詳細をまとめたファイルを次のサイトからダウンロードしてください。過去の感染症情報もご覧いただけます。
 http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/22-13-8-11-4-1-0-0-0-0.html

2023/12/13 17:00
川崎市感染症情報

川崎市感染症週報令和5年第49週の送付について

川崎市感染症情報のメール配信サービスに御登録いただいている皆様へ
 第49週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 3)感染性胃腸炎でした。
 インフルエンザの定点当たり患者報告数は23.82人と前週(17.34人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は6.76人と前週(4.89人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は6.38人と前週(4.46人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。



 今週のトピックス
“新型コロナウイルス感染症~20~50歳代もワクチン接種を!~”について取り上げました。
 本市のリアルタイムサーベイランスにおける新型コロナウイルス感染症の医療機関当たり報告数は、令和5年11月下旬以降徐々に増加しています。年齢階級別では、過去4週間において20~50歳代の報告割合が58.3%~67.5%と半数以上を占めています。
 また、川崎市における新型コロナワクチン2回接種完了者のうち、オミクロン株XBB.1.5対応ワクチンの年齢階級別接種率は、65歳以上は49.9%であるのに対し、20~50歳代では3.3%~12.7%となっています(令和5年12月11日時点)。現在本市が実施している新型コロナワクチン接種事業は令和6年3月31日をもって終了となり、来年度以降は接種対象者が限定される予定ですので、希望される方は早めに接種を御検討ください。
 感染症情報(令和5年第49週)の詳細をまとめたファイルを次のサイトからダウンロードしてください。過去の感染症情報もご覧いただけます。
 http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/22-13-8-11-4-1-0-0-0-0.html

2023/12/6 17:00
川崎市感染症情報

川崎市感染症週報令和5年第48週の送付について

川崎市感染症情報のメール配信サービスに御登録いただいている皆様へ
 第48週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 3)咽頭結膜熱でした。
 インフルエンザの定点当たり患者報告数は17.34人と前週(21.98人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は4.89人と前週(6.76人)から減少しましたが、例年より高いレベルで推移しています。
 咽頭結膜熱の定点当たり患者報告数は4.73人と前週(5.24人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。



 今週のトピックス
“小児の呼吸器感染症の流行状況に御注意ください!”について取り上げました。
 今年は、川崎市におけるさまざまな小児の呼吸器感染症の報告数が増加しています。インフルエンザやA群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱は9月中旬から急激に報告数が増えており、インフルエンザの令和5年第48週(11月27日~12月3日)の定点当たり報告数は17.34人と、先週からやや減少したものの報告数の多い状況が続いています。また、現在は、新型コロナウイルス感染症も定点当たり2.10人と3週連続で増加しており、リアルタイムサーベイランスにおいても、11月下旬以降報告数の増加が続いています。
 小児の呼吸器感染症は、市内だけでなく、国内及び海外においても報告数の増加がみられています。比較的身近な感染症であっても、免疫が不十分な乳児や基礎疾患を有する小児等では重症化することもありますので、周囲の流行状況には十分に御注意ください。
 感染症情報(令和5年第48週)の詳細をまとめたファイルを次のサイトからダウンロードしてください。過去の感染症情報もご覧いただけます。
 http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/22-13-8-11-4-1-0-0-0-0.html