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2024/2/23 13:00
消費生活・被害防止

給湯器の点検にご注意ください~70歳以上の高齢者を中心にトラブル急増!~

 給湯器の点検商法に関する相談が全国の消費生活センター等に相次いで寄せられています。相談件数は2023年度に入り急増し、2022年度同期の約3倍となっています。

【相談事例】
ガス会社だと思い点検を依頼し給湯器交換の契約をしたが、高額だった。
自治体から委託されたという業者の点検後に温水器の交換が必要と言われた。
今なら割引できると言われ契約したが、不審に思ったので解約したい。
無料点検と言われ依頼したが、新しい給湯器への交換を勧められて契約したので解約したい。

【相談事例からみる問題点】
電話や訪問で給湯器の点検を持ち掛ける。
点検後に「このままでは壊れる」などと不安にさせる。
「今契約すれば割引する」と契約を急がせる。

【消費者へのアドバイス】
電話や訪問で点検を持ち掛ける業者には安易に点検させないようにしましょう。
点検を断る連絡ができず訪問された場合にはインターホン越しに点検を断りましょう。
その場では契約せず、十分に比較・検討しましょう。
クーリング・オフ等ができる場合もあります。
不安や迷いがあれば、すぐに消費生活センター等に相談しましょう。

詳細は国民生活センターHPをご覧ください。
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20240221_1.html

【下野市消費生活センター】
下野市笹原26 下野市役所2F TEL 0285-44-4883
相談日時 月~金曜日 午前9時~午後5時(正午〜午後1時を除く)
※来所での相談の場合は、事前に電話でご予約ください。
※土・日・祝日の電話相談は消費者ホットライン188(局番なし)へ

2024/1/17 15:00
消費生活・被害防止

義援金や寄付を集めるという不審な電話・訪問に注意!-令和6年能登半島地震に便乗した詐欺的トラブルにご注意ください!-

 令和6年能登半島地震により被災された方々に心からお見舞い申し上げます。

 今般の地震に関連して、「市が義援金を集めているという不審な電話がかかってきた」、「支援品を求める不審な訪問があった」といった相談が寄せられています。地震に便乗した不審な電話はすぐに切り、訪問があっても断ってください。

 地震発生後は、被災地域、被災地域以外にかかわらず、地震に便乗した詐欺的トラブルや悪質商法が多数発生しますので、十分に注意ください。

相談事例
【事例1】
 若い男性から携帯電話で「市が能登半島地震の義援金を集めている」という電話があった。休日であったことと携帯電話からであったことから不審に思い「別で義援金を送っている」と返答した。市が義援金の窓口になっているのか。電話で義援金を募ることはあるのか。
(四国地方の自治体からの情報提供、電話を受けたのはグループホーム)
【事例2】
 「元旦に起きた地震の地域に送る物を集めている。今日そちらの地域を回っているので訪問していいか。会社なので支援品を集めて送ることができる」と電話がかかってきたが、怪しいと思って断った。
(関東地方 60歳代・女性)

消費者へのアドバイス
・不審な電話はすぐに切り、来訪の申し出があっても断ってください。万が一、金銭を要求されても、決して支払わないようにしてください。
・公的機関が、各家庭に電話等で義援金を求めることはありません。公的機関を名乗って連絡があった場合には応じず、まずは当該機関に確認しましょう。また、義援金は、募っている団体等の活動状況や使途をよく確認し、納得した上で寄付しましょう。義援金を口座に振り込む場合は、振込先の名義をよく確認しましょう。
・少しでも不安を感じたら、すぐにお近くの消費生活センター等(消費者ホットライン「188」番)や警察に相談してください。

詳細は以下の報告書をご覧ください。
https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20240112_2.pdf

【下野市消費生活センター】
下野市笹原26 下野市役所2F (黒電話)0285-44-4883
相談日時 月~金曜日 午前9時~午後5時(正午〜午後1時を除く)
※来所での相談の場合は、事前に電話でご予約ください。
※土・日・祝日の電話相談は消費者ホットライン(黒電話)188(局番なし)へ

2023/12/19 16:52
消費生活・被害防止

屋根工事の点検商法トラブルが増加! ~典型的な勧誘トーク例の紹介~

 全国の消費生活センター等に寄せられる「屋根工事の点検商法」に関する相談が増加しています。
 点検商法とは、「近所で行う工事の挨拶に来た」などと言って突然訪問し、「屋根瓦がずれているため点検してあげる」と言って点検した後、「このままだと瓦が飛んでご近所に迷惑がかかる」などと不安をあおって工事の契約をする手口です。

「近所の工事のあいさつにきました。屋根が浮いているみたいですね。無料で点検してあげます」
「このままだと台風がきたら雨漏りしますよ」
「この場で契約するなら特別に安くしますよ」
 このような、親切を装ったり、不安を煽ったり、お得感を強調するような勧誘をされたりしても、安易に契約してはいけません!

【トラブル回避のポイント】
・突然訪問してきた業者には安易に点検させないようにしましょう。
・屋根工事はすぐに契約せず、十分に検討(家を建てた工務店に相談したり、複数見積もりをとったり)したうえで契約しましょう。
・保険金を利用できるというトークには気をつけましょう。
・クーリング・オフ等ができる場合もあります。

少しでも不安を感じたら、すぐに消費生活センター等に相談しましょう。
下野市消費生活センター 電話:0285-44-4883

記事詳細は国民生活センターホームページをご覧ください。
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20231011_1.html