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2024/2/9 10:00
消費生活情報

くらしの安全・安心情報【消費生活情報】

格安の排水管高圧洗浄サービスのはずが…思いがけない高額請求に

「排水管の高圧洗浄が3千円」と書かれた投げ込みチラシを見て、電話で依頼した。作業が行われたが約4万円を請求され、仕方なく支払った。その後同じ業者が訪れ「汚水升を変えた方がよい」と言われ、見積書を出された。契約してしまったが、約22万円と高いのでクーリング・オフしたい。(70歳代)
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<ひとこと助言>
低価格を強調した広告を見て、排水管の高圧洗浄を依頼したところ、業者からさらなる点検や工事等を勧誘され、高額な費用を請求されたという相談が寄せられています。
点検や工事等に関する専門的な技術や知識がない消費者が、突然提案された作業の料金や内容の妥当性を判断することは難しいため、無理にその場で判断しようとせず、少しでも違和感を覚えたときは作業を断るようにしましょう。
地域の工務店など、安心して依頼できる事業者の情報を日ごろから集めておきましょう。
クーリング・オフができる場合がありますので、困ったときは、早めにお住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。

<国民生活センター発行「見守り新鮮情報」より>

2024/2/8 12:00
消費生活情報

【令和6年度船橋市消費生活モニター募集中】

【船橋市消費生活センター】
船橋市消費生活モニターで、賢い消費者を目指しましょう!
[活動内容]
(1)専門家による研修会への参加
(2)市内各種モニターとの座談会への参加
(3)市内(外)の施設見学会への参加 など
[応募期間]
令和6年2月1日(木曜日)~16日(金曜日)※消印有効
[応募条件]
当市消費生活モニターを経験したことのない18歳以上の市民
[募集人数]
20人以内
[委嘱期間]
令和6年4月1日~令和7年3月31日(1年間)
[謝  礼](予定)
1回の参加につき1,200円(年度内最大12,000円)※交通費込み
[応募方法]
(1)市ホームページからオンライン申請
(2)申込用紙にご記入での応募 
申込用紙は、同センター、各出張所・連絡所・公民館・図書館・勤労市民センターで配布するほか市ホームページからも取り出せます
[市ホームページ]
https://www.city.funabashi.lg.jp/kurashi/soudan/002/p122723.html

2024/2/2 10:00
消費生活情報

くらしの安全・安心情報【消費生活情報】

その警告画面は偽物! サポート詐欺に注意

パソコン使用中に「ウイルスに侵された」と警告画面が出て動かなくなった。大手ソフトウェア会社のマーク等とともに電話番号が表示されたので信用し、電話をすると「遠隔操作で復旧させるのにサポート契約が必要」と言われた。その契約のためにはコンビニで電子マネーを購入し番号の入力が必要とのことで、5万円分購入し入力した。しかし「入力間違いで無効になった」などと言われ、何度も購入と番号の入力をさせられ、結局約60万円も支払ってしまった。(80歳代)
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<ひとこと助言>
インターネット利用中に、突然警告画面や警告音が出たら、慌てず、まずは偽物ではないかと疑いましょう。表示された電話番号には絶対に連絡しないでください。自分で判断できない場合は、周りの人に相談しましょう。
指示されるままに遠隔操作ソフトのインストールに同意したり、サポート契約等の支払いのためにと、プリペイド型電子マネー等の購入を求められても応じてはいけません。
契約や解約について困ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等(消費者ホットライン188)に、警告画面の消去方法などの技術的な相談については、(独)情報処理推進機構(IPA)の情報セキュリティ安心相談窓口にご相談ください。
(独)情報処理推進機構(IPA) 情報セキュリティ安心相談窓口
https://www.ipa.go.jp/security/anshin/
電話:03-5978-7509
メールアドレス:anshin@ipa.go.jp
<国民生活センター発行「見守り新鮮情報」より>

2024/1/25 10:00
消費生活情報

くらしの安全・安心情報【消費生活情報】

自転車等のヘルメットを着用して安全を守りましょう

◆事例
ヘルメットをせずに自転車で走行していたところ、カギに付けていたキーホルダーが後車輪に入り込み、コントロールを失って停車中の自動車にぶつかった後、自転車ごと溝に転落した。自力で保護者に連絡後、救急搬送された。左顔面に擦り傷あり。CTでは左眼窩底(ひだりがんかてい)ふきぬけ骨折があり、その日に入院した。(当事者:18歳)

<ひとことアドバイス>
2023年4月1日からすべての自転車利用者に、2023年7月1日から特定小型原動機付自転車(いわゆる電動キックボード等)の利用者に、ヘルメット着用が努力義務化されました。安全のため着用するよう努めましょう。
ヘルメットは、安全が確認されたJIS、SG、JCF、CE(ただしEN1078に限る)、CPSC等の規格等への適合を示すマークのあるものを使いましょう。頭の形は人によって異なります。実際にかぶって合っているかを確認するとよいでしょう。
額が出すぎていたり、斜めにかぶったり、あごひもが緩かったりすると、頭部を保護できません。取扱説明書を読んで正しく着用しましょう。
1歳未満の子どもにヘルメットを適切に着用させることは困難です。1歳未満の子どもを連れているときは、自転車以外の移動方法を検討しましょう。

2024/1/19 14:00
消費生活情報

くらしの安全・安心情報【消費生活情報】

震災に便乗した悪質商法に注意

<事例1>
見た目では自宅に被害はないが、訪問してきた工事業者に「このままでは危ない。すぐに工事が必要だ」と言われた。
<事例2>
「保険金を使えばタダで住宅修理ができる」と言われたが本当か。
<事例3>
市役所を名乗り、義援金を集めると訪問されたが信用できるか。

<ひとこと助言>
地震等の災害が起こると、その際の混乱や被災者を支援したいという気持ちにつけ込んだ便乗商法と疑われる相談が寄せられます。今後、トラブルが広がる可能性がありますので、注意が必要です。
住宅修理等の勧誘をされてもその場ですぐに契約せず、複数の事業者から見積もりを取ったり、周囲に相談したりした上で慎重に契約しましょう。頼んでもいないのに押しかけてきて、しつこく勧誘する事業者には特に注意してください。
「保険金が使える」と言われてもその場ですぐに契約せず、加入先の保険会社や保険代理店に相談してください。
公的機関が、電話や訪問等で義援金を求めることはありません。募っている団体等の活動状況や使途をよく確認しましょう。
困ったときは、すぐにお住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。 
<国民生活センター発行「見守り新鮮情報」より>

2024/1/19 10:00
消費生活情報

くらしの安全・安心情報【消費生活情報】

通信販売はクーリング・オフできません

インターネット通販で靴を購入した。大きめのサイズを注文したが履いてみると窮屈だった。返品したいとメールしたところ「返品できない。利用規約にも書いてある」との返事だった。確かに利用規約には返品不可の記載があったので「それならクーリング・オフしたい」と伝えたが「通信販売にはクーリング・オフの適用はない」と回答が来た。(60歳代)

<ひとこと助言>
インターネット通販やテレビショッピングなどの通信販売には、法律上のクーリング・オフ制度はありません。返品の可否や条件についての特約があればそれに従うことになります。
特約がない場合は、商品を受け取った日を含む8日以内であれば、消費者が送料を負担し返品できます。返品が可能な場合でも、返品期限が設けられている場合があります。商品を受け取ったらすぐに中身を確認することが大切です。
通信販売で購入する際は、事前に返品ができるかどうかや返品が可能な場合の条件などをよく確認しましょう。
困ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。
 <国民生活センター発行「見守り新鮮情報」より>

2023/12/22 10:00
消費生活情報

くらしの安全・安心情報【消費生活情報】

利用していないのに支払い続けていた! サブスクの契約に注意

◆事例1
高校生の息子が中学生のときに、音楽のサブスクを申し込み、その後利用していないのに毎月2千円を3年間も支払っていた。携帯電話の料金と一緒だったので気づかなかった。(当事者:高校生)

◆事例2
キャリア決済の明細に不審な引き落としがあったため、中学生の息子に尋ねるとゲームをしている際に一定期間無料のサブスクの契約をしてそのまま放置していることが分かった。解約しようとサイトにログインしたが、解約手続きに進むボタンが見当たらない。(当事者:中学生)

<ひとことアドバイス>
サブスクリプション(サブスク)は、定額を定期的に支払うことで、一定期間、商品やサービスを利用することができるサービスです。無料トライアル(お試し)であっても、期間内に事業者の定める方法で解約しないと、多くの場合、自動的に定額サービスに移行し支払いが続きます。申し込む前に最終確認画面等で、有料プランへの移行時期や価格、解約方法などをよく確認しましょう。
サブスクの請求にすぐ気づけるように、キャリア決済やクレジットカード等の明細は毎月確認しましょう。
解約時に必要となるIDやパスワード等の登録情報は保存しておきましょう。
スマートフォンアプリの場合には、アプリをアンインストールするだけでは解約はできないので注意が必要です。
困ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。

2023/12/19 10:00
消費生活情報

くらしの安全・安心情報【消費生活情報】

今度の架空請求は自動音声?

以前から問題となっている架空請求が、ハガキからショートメッセージに変わり、最近では自動音声で自宅やスマホにかかってきたとの相談が寄せられています。

↓詳細はURLをクリックして下さい。
国民生活センターのHPでも注意喚起がされています。
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20230714_1.html

大手通信関連会社でも注意喚起がされています。
https://www.ntt-finance.co.jp/news/230316.html

2023/12/14 10:00
消費生活情報

くらしの安全・安心情報【消費生活情報】

電熱ウェアの異常発熱に注意

<事例1>
テレビ広告を見て電熱ヒーター内蔵ブルゾンを注文した。パジャマの上に着用したところパジャマが焦げてしまった。(80歳代)

<事例2>
妻にヒーター内蔵型ベストを購入した。妻が着用時、首のあたりが熱いと感じ、何気にベストの襟を触ったところ、指をやけどし水膨れになった。ベストは4回着用しただけで、襟部が溶け穴が開いていた。(相談者:60歳代)
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<ひとこと助言>
電熱ウェアは、衣服の内部に電線や電熱線を配置した電気製品です。このため、電線や電熱線の損傷によって断線した線同士が不安定に接触した状態で使うと、衣服が焦げたり、やけどを負う可能性があります。強く擦る、折り曲げるなど、電熱ウェア内部の電線等に負荷をかけないように丁寧に扱いましょう。
使用中に異常な発熱や異臭のほか、変形がみられたり、動作しなくなった場合には直ちに使用を中止しましょう。
取扱説明書及び本体の注意表示をよく読み、理解してから使用しましょう。
製造元や販売元のほか、型式や機能といった仕様が明示された商品を購入しましょう。
 <国民生活センター発行「見守り新鮮情報」より>

2023/12/7 10:00
消費生活情報

くらしの安全・安心情報【消費生活情報】

即席カップめんの容器に穴が…
発泡ポリスチレン製容器にMCTオイルやえごま油等を加えないで!

即席カップめんに湯とMCTオイルをほぼ同時に入れて食べようとしたところ、容器の底が抜け、足に湯がかかった。熱いと思ったがやけどはしなかった。商品には「カップが変質し破損するおそれがあるので、添付以外の食用油等は加えないでください」との注意表示があったが、目立たない表示だった。(70歳代)
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<ひとこと助言>
主に即席カップめんや総菜等の食品に使用されている発泡ポリスチレン製容器に、MCTオイル(中鎖脂肪酸油)等の食用油を加えたところ、容器が破損して湯が流出したという相談が寄せられています。
容器の変質・破損を招くため、添付以外の食用油等は加えないでください。容器から漏れ出た湯でやけどをするおそれもあります。
添付以外の食用油等を加えたい場合は、即席カップめんの中身を発泡ポリスチレン製容器以外の容器に移してから加えるようにしましょう。
 <国民生活センター発行「見守り新鮮情報」より>