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2023/12/28 12:30
湯ったりトーク

湯ったりトーク(臨時発行)

☆町長の湯ったりトーク
■内容
久しぶりの配信となり、申し訳ございません。
皆様におかれましては、「師走」も押しつまり忙しくお過ごしのことと存じます。

私事でございますが、思わぬ病が見つかり、その治療のため8月14日から、高橋正副町長に職務代理者の任をお願いし、入院加療に専念させていただいておりましたが、このたび、12月23日(土曜日)にまずは退院することができましたことを皆様にご報告申し上げます。

なお、これまで公表を差し控えておりましたが、正式な病名は「骨髄異形成症候群」との診断を受け、「造血幹細胞移植」という方法により治療を進めております。
退院後も、しばらくは継続的な通院による治療と、体力と免疫力を高めることが必要なため、本格的な復帰までには、もうしばらくの時間をいただくことを、どうかお許しください。

復帰の目途が立ちましたら、あらためてご報告させていただきますので、皆様のご理解とご協力を賜りますようお願いさせていただき、この場をお借りして経過のご報告をさせていただきます。

12月25日執筆

2023/8/15 12:30
湯ったりトーク

湯ったりトーク(第365号)

☆町長の湯ったりトーク
■内容
とても暑い日が続き、併せて、台風7号が我が町にどの様な影響を及ぼすのか、気象状況がとても気になります。
加えて、お盆休みウィークのタイミングでの台風ですので、観光地としての大きなマイナスも想像しないといけない、悩ましい思いの中で、今回の湯ったりトークを8月11日に書いております。

湯ったりトークが配信される15日には、この想像がどの様になっているのか。
被害が最小限であって欲しいと、祈る思いです。
皆さんも、積極的な気象情報の収集をお願い致します。

話が変わりまして、一点ご報告があります。

既にお伝えさせていただいておりますが、私がある病にかかってしまい、しばらくの間、入院治療に入ることになってしまいました。

春の選挙後に病気が発覚し、このタイミングで本格的な治療に入ります。
しばらくの間、副町長の高橋正氏に職務代理として、公務に当たっていただくことになります。

議員時代から数えて約24年間、怪我や病気でお休みをいただいたことはありませんでしたが、このたびは、個人的なことでお休みをいただくことになり、申し訳無い思いでありますが、皆様のご理解をいただきたく、お願い申し上げます。

そのため、入院加療中には、湯ったりトークの配信も難しいことから、今回の配信後、次の配信が可能になるまで、お休みをさせていただきます。
併せて、ご理解賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。

結びに、残暑厳しい折、皆さんもくれぐれもご自愛ください。

8月11日執筆

2023/8/1 12:30
湯ったりトーク

湯ったりトーク(第364号)

☆町長の湯ったりトーク
■内容
猛暑日が続いております。暑中お見舞い申し上げます。

さて、皆さん、湯河原駅から湯河原交番までの間に、「ゆがわらっことつくる多世代の居場所 駅前の居場所」があるのをご存じですか?

この施設を運営している、「一般社団法人 ユガラボ」さんにより、今年の3月に開催した「中高生若者会議」で決められた事業であります「湯河原100人図鑑」の制作が始まりました。
その情報収集のために、私へのインタビューを受ける機会をいただき、先日、4名の中高生の方とのミーティングがあったので、その一部をお伝えさせてください。

4名の方の内訳は中学生と高校生の男女2人ずつで、いただいた質問は「なぜ町長になったのですか?」「湯河原の好きな所は?」など、約1時間ほどの楽しい時間でした。

加えてお伝えさせていただくと、5人での話し合いではなく、会場には40~50人の方がいらっしゃいました。

その中には、中外製薬労働組合員の方々、ユガラボ代表の山田さんの関係者でフィリピンから来られた方など、多彩な人々が私達のやり取りを聞いていただく中でのインタビューでした。

中高生の皆さんは、私へのインタビューを皮切りに、これから湯河原にゆかりのあるトータル100人の方々に直接面会を重ねて、この事業を完成させるために、多くの時間を重ねていく事になります。
彼らに会う機会がありましたら、ぜひ温かい御協力をお願い致します。

この事業の完成を楽しみにしながら、今回の湯ったりトークとさせていただきます。

7月29日 執筆

2023/7/15 12:30
湯ったりトーク

湯ったりトーク(第363号)

☆町長の湯ったりトーク
■内容
このたびの九州北部の豪雨災害で被災された方、また、その地域の方々にはお気の毒の言葉しか見つかりません。お見舞い申し上げます。

そして、町民の皆さまには、この異常な暑さに対し、熱中症対策や体調管理など、くれぐれもお気をつけ下さいとお伝えさせていただきます。

ひと昔前は「大雨は、台風などの影響から降るもの」というイメージでしたが、最近では台風とは全く別の物として「豪雨」や「長雨」には注意が必要です。

最近つくづくと感じている事に、温暖化や他の要因が日本の本来の「四季」や「陽気」を明らかに変化させたと思っております。
身近な事として、野菜や魚、自然の恵みにも、季節感と産地が昔とは少しずつ変わってきていると感じております。
この感覚は、私の年齢だから感じているのかもしれませんが。

今は、天気予報や食べ物の情報など、あらゆる情報を得る方法に恵まれております。
しかし、人間の感性は、生まれ持っている本質と、その後に何かを見たり、聞いたりした経験によって育まれていくものだと思います。

食や自然だけでなく、音楽や絵画などを見て何かを感じることも、個人差の必然性はあります。若い方々が今の私と同じ年齢になった時、いま私が感じている漠然とした不安を感じることはないかと思いますが、全く違う不安を感じるのでしょうか。

今回の湯ったりトークは、いつもよりさらにとりとめのない話になってしまい、申し訳ありません。
日本国内の地域によって、これだけ気候が違う事に驚いてしまったからです。

7月12日 執筆

2023/7/1 12:30
湯ったりトーク

湯ったりトーク(第362号)

☆町長の湯ったりトーク
■内容
梅雨に入りましたが、雨よりも強い日差しの方が気になる天気が湯河原では続いております。
熱中症対策など体調管理には、くれぐれもお気をつけいただきたいと思います。

早いもので、熱海市伊豆山での土砂災害から2年が過ぎようとしております。
あの時の長雨では、湯河原町内でも千歳川の護岸が崩れたり、湯河原パークウェイは、今なお通行不能となるなど、幸いにも人的被害こそ無かったですが、町内各所で被害が発生しました。
これから本格的な夏に向かう間、今年はどんな梅雨になるのか、とても気になるところであります。

長期の天気予報などでは、今年は雨が多いとの予報が出ています。
このまま空梅雨(からつゆ)とはいかないと考えると、やはり今のうちから大雨や台風への対策を考えなければなりません。
具体的には、排水溝や側溝の水はけを良くしておくことや外に置いてあるものが風で飛ばされないようにすること、停電に備えて懐中電灯や携帯ラジオを準備するなど、できることからで良いかと思います。

以前にもお伝えしましたとおり、地震の予測はできませんが、気象に関係する情報は、今は先行して確認ができる社会になりました。
「備えあれば憂いなし」そして、「早い判断で早い避難」を心がけて、この時期を乗り越えていきましょう。

6月29日 執筆

2023/6/15 12:30
湯ったりトーク

湯ったりトーク(第361号)

☆町長の湯ったりトーク
■内容
5月6日より、選挙後の新たな4年間の任期が始まりました。
現在、6月7日から19日までの日程で「湯河原町議会6月定例会」が開会しております。
再選後、私にとっても初めての議会となりますので、心新たに、緊張感を持って所信表明をさせていただきました。

ちなみに、湯河原町議会の議員定数は14名ですが、これまで2人の欠員か生じていたために、4月の町長選挙に併せて議員補欠選挙が行われ、その結果14名の議席が埋まりました。

さて、皆さんもご存じの通り「地方自治は二元代表制」です。
首長(町長や市長)、議会議員の両方を、有権者が直接選挙で選ぶ仕組みですので、どちらにも民意が反映される事となります。
そのため、仕組みからしても、お互いが対立する事もあります。
他の自治体で現実に起きていることを、よく目や耳にします。

湯河原町ではその様な状況はありませんが、混乱を招くことのないように、丁寧に議会対応をしながら、私の考え方に賛同をいただけるよう、頑張ってまいります。

これまでの16年間も、ご理解をいただけた議員さん、ご賛同をいただけなかった議員さん、それぞれおられました。しかし、これは極めて自然であり、かつ、正常な状況であります。
その一方で、町長の立場として安定的に町政を進めていくには、過半数以上の理解者がいなければ事を穏やかに進めることも出来なくなります。
それは結果として、町民の皆様への不安や、ご不便をお掛けしてしまう事となります。

民主主義の仕組みとして、地方政治にあっても民意の反映は二元代表制のもとで、町の意思が決定され、まちづくりに反映されております。

これからも、前述の通り、議会と真摯に向き合い、丁寧な対応を心がけて、安定的に湯河原町の運営に努めてまいりますので、改めて皆様のご理解とご協力をお願い致します。

6月13日 執筆

2023/6/1 12:30
湯ったりトーク

湯ったりトーク(第360号)

☆町長の湯ったりトーク
■内容
新型コロナウイルス感染症の扱いが変わって約半月が経った5月27日の土曜日に、「湯かけまつり」が行われました。

このお祭りは、私が若い頃に始まりました。

神輿の渡御(とぎょ)は、神輿の担ぎ手は盛り上がるけれど、沿道の方々が参加できる方法はないかと、皆で考えたのがこのお祭りの始まりです。
私も神輿会に長く参加させていただいていたので、こんな記憶をお伝えすることができます。

コロナ禍のこの3年間は、色々なイベントが中止となりました。
今回、「湯かけまつり」を復活させるにあたり、開催する側は、イベントに参加もしくは観に来てくださる方々が、戻って来てくれるのか、様々な事を心配、想像しながら開催を決められたことと拝察します。

結果は、「良かった!良かった!」
参加してくださった多くの方々の笑顔がその心配をかき消してくれた、このように感じました。

「湯かけまつり」の主催者である観光協会の方々は勿論ですが、温泉を配ることをお手伝いいただいた方、交通規制に従事してくださった方、経済3団体の皆さん、お疲れ様でした。
そして、久しぶりのまつりが盛り上がり、本当に良かったと私も思った次第です。

5月28日 執筆

2023/5/15 12:30
湯ったりトーク

湯ったりトーク(第359号)

☆町長の湯ったりトーク
■内容
大型連休も終わり、慌ただしかった町の中にも落ち着きが戻ってきました。

連休中の天気は風や雨の強い日もあり、心配をしておりましたが、多少の倒木などはありましたが大きな被害には及ばず、一安心しました。
雨量も多く、川の流れもとても強い状況ではありましたが、大きな被害はなく、良かったです。

そんな矢先に、能登地方の震度6強の地震の発生。
また、11日早朝には千葉で震度5の地震。
この地震では、湯河原町内でも揺れを感じ、皆さんも驚いた事かと思います。

「天災は忘れた頃にやって来る」こんな諺(ことわざ)を思い出します。

「地震 大雨 台風 強風」自然との向き合い方には、これで良いという方法は存在しませんが、「備え有れば憂いなし」という諺(ことわざ)もあります。
次にこの諺(ことわざ)を、皆さんと考えていかなければなりません。

今回の選挙戦でも、町内15か所の公園に、順次、避難生活に必要とされる防災トイレ、かまどベンチ、ソーラー発電の公園灯の整備の必要性をお伝えして参りました。 

改めて、防災意識を高め、町民の皆さんと一緒に安全、安心な暮らしに取り組んで参ります。

5月12日 執筆

2023/5/1 12:30
湯ったりトーク

湯ったりトーク(第358号)

☆町長の湯ったりトーク
■内容
先日行われた町長選挙後、初めての湯ったりトークの配信です。
まずは改めて、皆様に引き続きの町政運営へのご協力とご理解をお願い申し上げます。

さて、今回の選挙では「取り戻そう、人と人とのつながり」この言葉を多くの方々に、色々な場所で、お伝えさせていただきました。
この言葉をお伝えしたかった思いは、なんと言っても、コロナ禍で顔を合わせることがない時間が3年間も続いたことです。

お祭りをはじめ様々な行事が中止され、会合などもリモート会議や書面会議での開催となりました。
この様な状況は、日々の生活を変え、仕事の仕方も変えました。
外食の機会やお酒を飲む機会も減り、人と人の繋がりがなくなってしまったような感覚になり、この状況への漠然とした不安な気持ちは、きっと私だけでなく、多くの方々が抱えていたのではないでしょうか。

今後のまちづくりでは、このあたりから考えていかなければならないと思ったからであります。

それは、ある一つの経験から、気がつくことができました。

昨年、やっさまつりを3年ぶりに開催したところ、終わった後に皆さんから聞こえてきた言葉は、「久しぶりに、あの人に会えた!」「あの人が元気で良かった!」という言葉でした。
祭りの盛り上がりより、人との触れ合いに対する喜びと安堵の言葉の方が、はるかに多かったからです。

立候補をすることは私自身の責任ですが、今回も、全く根も歯もない誹謗中傷がありました。

数年前の海外での公務について変な表現をされたり、娘のことまで作られたストーリーもありました。
政策のご批判を受けるのも私の役目ですが、湯河原町の方々には、この様な人はきっといないと信じて、選挙を戦いました。
きっと、SNS上での、町外の方のご意見でしょう。

4月26日執筆

2023/4/15 12:30
湯ったりトーク

湯ったりトーク(第357号)

☆町長の湯ったりトーク
■内容
コロナ感染防止対策にあたり、マスクの着用が個人の判断に委ねられる様になってひと月が過ぎましたが、街中で見る景色は、まだ着用している人の方が多いかな?こんな感じでしょうか。

しかし、日常も徐々に変化し、色々な会合や宴会なども少しずつ行われる様になり、私も参加させていただいております。

4月12日には、「観光ボランティア協会」の総会、そして「環境美化推進員」の委嘱式が行われ、出席させていただきました。
まずは、皆さんと直接お会い出来て良かったです。 

両団体の皆さんは、コロナ禍であったこの3年間においても、対策をとりながら、町の為、地域の皆さんの為に、活動を続けられていただいていた様です。
まさに、ボランティア精神、奉仕の精神から、その役目をお勤めいただき、頭の下がる思いであります。

この様なボランティア活動は、福祉関係も含めると、町内に10を超える団体があります。
その歴史は様々ですが、参加型のまちづくりをご理解いただき、行政だけでは埋め尽くす事が出来ない隙間を埋めていただき、多くの町民の皆さんの助けになっている事は、ご存じかと思います。

ここでお願いがあります。
どの団体においても、高齢化に伴う参加者の減少により、存続の危機を口にしておりました。
ご興味のある方、そして湯河原町で生活を始められて日の浅い方で、地域との繋がりをつくる手段として、地域活動にご参加してみてはいかがでしょうか。

私からもお願いをさせていただき、湯ったりトークと致します。

4月13日 執筆